変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)の治療
すり減った軟骨を元に戻すことは難しいのですが、
症状を取るために以下のような治療法があります。
消炎鎮痛剤
痛み止めの飲み薬、貼り薬、塗り薬です。炎症を抑え、症状を軽減します。
電気治療
干渉波、マイクロウェーブなどの種類があります。深部への温熱、通電効果で関節周囲の循環を良くしていたんだ組織を活性化させ治療効果を得ます。
関節内への薬の注入
ステロイド剤は、強力に炎症を抑え痛みをとります。まれに、かえって骨が弱くしたり、こわしたりすることがあるようです。
ヒアルロン酸の注射は、関節内に注入することにより炎症を抑えたり、関節の動きをよくしたり、軟骨の変性を抑制したりする効果があります。副作用がほとんどなく効果が高いためよく使われます。しかし、病気が進行してくると効果が少なくなります。
補装具
膝装具は筋力低下を補ったり、保温したりすることにより痛みを軽減します。
足底装具は靴の中敷を入れたり、足に着用したりして、外側が少し高くなるようにします。ひざの内側にかかり過ぎる負担を和らげて、痛みを軽減します。
運動療法
手術
【骨切り術】
日本人では多くの場合O脚であり、膝の内側により負担がかかっています。骨の形を矯正し、O脚をややX脚気味にすることにより体重の負担を軽減させます。
【人工膝関節置換術】 → 人工膝関節置換術についてはこちらをクリック
骨を一部切除し、人工関節にて置換します。重度の変形性膝関節症でも効果的に痛みを取ることができます。一部のみ置換する人工膝関節単顆置換術(UKA)と、内側、外側ともに置換する人工膝関節全置換術(TKA)があります。進行度、年齢など総合的に判断し、適応を決定します。進行度、年齢など総合的に判断し、適応を決定します。人工膝関節置換術は有効な治療法ですが、術後の疼痛が数ヶ月続く欠点があるため、より侵襲の小さい最小侵襲人工膝関節全置換術( minimally invasive surgical total knee arthroplasty;MIS TKA)を行っています。
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