肩関節(3)五十肩・拘縮肩
五十肩とは、肩関節の疼痛と関節可動域制限を主な症状とする疾患で、明らかな外傷やきっかけがなく徐々に疼痛(特に夜間痛)が出現し、肩関節の動きが制限されてくるものを言います。このような五十肩は、痛みの強い時期は注射療法が、痛みが和らぎ関節可動域制限が主たる症状の時期には理学療法が奏功するため、手術に至ることは少ないです。しかし頑固な痛み・可動域制限が持続する人の場合、手術することにより早期の除痛が得られ可動域拡大による日常生活動作が大変行いやすくなります。また五十肩と同様な症状でも、大きな外傷や骨折などに続発する拘縮(外傷性肩関節拘縮)や、5mm程度の創が2~3箇所で、硬く厚くなった関節包と言われる関節の一番内側の靭帯を、一周切離する方法です。(関節鏡視下関節包全周切離術)
![]() 術前:挙上40° |
![]() 術後:挙上150° |
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